中型免許を取るとどんな車を運転できるのか
業として人を乗せて車両を運転するためには第二種免許が必要ですが、その種類によって運転できる車の条件が異なっています。基本的には第一種免許と第二種免許で乗車定員、車両総重量、最大積載量の制限には違いはありません。中型第二種運転免許を取得した場合には第一種の中型運転免許と同じ乗車定員である11人以上、29人以下の車を運転することが可能です。また、車両総重量については7.5t以上、11t未満を満たしている車を運転でき、最大積載量は4.5t以上、6.5t未満という条件を満たしていれば大丈夫です。比較的大きなサイズの車を運転できるようになるので、中型第二種運転免許を取得すればドライバーとして活躍できる可能性が大きく広がるでしょう。
第二種免許で広がるドライバーとしての可能性とは
乗車定員や車両総重量、最大積載量だけを見てもどのような車を運転できるようになるのかを想像するのが難しいかもしれません。第二種免許を取得すると例えばコミュニティバスなどの中型バスを運転できるようになります。バスについては乗車定員で考えてみるとわかりやすく、路線バスでもマイクロバスサイズで座席が定まっていて、補助席を使っても29人以下であれば問題ありません。一方、トラックも運転できるのでトラックドライバーとしての可能性も広がります。トラックは最大積載量で考えるのが適切で6tクラスのトラックを運転できます。地域密着型の引越し業者でのニーズがあり、顧客を荷物と一緒に乗せていくことができるので活躍の機会があるでしょう。